2011.09.30

動物看護職 統一認定試験機構設立

動物看護職統一試験機構の設立総会開催<平成23年9月29日>

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平成17年より検討されてきた動物看護職の公的資格に向けた第一歩が正式スタートしました!!

動物看護職の制度化は20年強前より日本獣医師会をはじめ動物看護職を取り巻く機関において切望されていました。

しかしながら、時期早尚として見送られていました。平成17年より検討が再燃され、職能団体である動物看護職協会も立ち上がり、動物看護職制度在り方検討委員会において活発な討議と進展がなされ、昨日、9月29日動物看護職の公的資格を目指した統一認定化の試験実行機関である動物看護師統一試験機構が設立されました。

会長には山根義久先生(日本獣医師会会長)副会長には太田光明先生(日本動物看護職会長)・西原眞杉先生(日本獣医学会理事長)

試験は平成25年2月開始予定

平成24年2月19日実施の既存民間認定団体協働の試験(統一試験機構試験)の合格者も公的資格を目指す統一試験機構(9月29日設立)の認定の対象となりました。

小動物医療において飼い主様に安心安全な動物医療の提供と発展向上を目指すこと、産業動物・野生動物等、動物全般に動物看護を動物医療とのチーム医療体制を築くこと、動物看護職の職の社会的地位の向上を目指してます。

私も全国動物教育協議会会長として専門教育機関を代表して動物看護師統一試験機構の役員の一員となりました。全力で動物看護職の将来展望に尽力をして参ります。

 

2011.09.09

講演会!!

清水宏子先生の講演会 プラス α

burogu simizu 019.JPG9月8日 国際動物専門学校(駒沢)では卒後教育講演会が行われました。

今年度の講師は神奈川県鶴見で開業する臨床小動物獣医師であり、ラジオパーソナリティ・画家の清水宏子先生と素敵な相方の院長先生(宏子先生のご主人さま)。

毎回、笑いの絶えない講演ですが、社会人として生き抜く上でのヒントがいっぱいの講演で、学生は食い入るように聞き入っていました。

社会人力として7つのポイントに整理してお話しくださいました。

宏子先生が自らの生き方として常に前向きにそして楽しく生きている実話ばかりでした。

終了後、学生からの質問が後を絶たず、学生の心に響いた講演会で大成功でした!!

2011.09.07

もしもの時にも''やっぱり大事''

9月6日 人と動物の共生を支援する会に参加しました9,6burogu 031.JPG今回で4回目になります「人と動物の共生を支援する会」は9月6日、東京大学中島薫一郎記念ホールで開催されました。

今回は3月11日に起きた東日本大震災で被災した東北地方の動物達に視点を向けて、現況の報告やそこから学ぶ動物達への適切な関わりを再確認させて頂きました。

まず、恒例の東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻比較病態生理学教室の教授であられる局 博一先生からご研究されている「動物が人にどのような効果をもたらしているか」のご発表がありました。

動物との共生の効果は数字になって表れて来ています。あきらかに動物(特に犬)の存在は人の健康に有効であることが証明されています。古来より犬は私達人類とともに生き、生きる上でかけがえのないパートナーです。

続いて、アニコム株式会社の島村麻子先生から岩手・宮城の被災地状況の発表が有りました。胸を割くような状況報告と犬が居たから生き抜けたという感動報告もありました。今は、動物医療が受け易いような支援策として、「動物医療費支援」を立ち上げ、頑張っている尊敬すべき若手女性獣医師さんです。

次に、日本動物福祉協会の山口千津子先生から福島の現状の報告がありました。放射能汚染との戦いがまだまだ続く中、少しづつ行政の協力が開かれているそうです。やっと・・です。

一番大切なのは、やはり「個体識別」「通常からの予防接種」

これは、なにかあってからの対応でなく、いますぐにでも行う必要があると確信しました。

また、クレート訓練も重要とのことです。団体生活が余儀なくされる避難所です。クレートを利用して飼育している犬の避難所の紹介があり、一切鳴くことはなく、また適度な運動ができれば、運動後は好んで犬が自らクレートに帰って行くそうです。クレートは狭く居心地悪い所との考えは全く間違えと避難所の様子から確認させて頂きました。5つの自由でも「恐怖や抑圧からの自由」は精神的にくつろげる場所の提供という意味でしょうから、福祉の精神にも値するのだと思いました。

 

 

 

2011.09.07

町内クリーン大作戦に参加

駒沢駅前商店街のクリーン大作戦に参加しました9,6burogu 002.JPGのサムネール画像

9月6日 駒沢駅前商店街のクリーン作戦=駒沢大学駅近辺の道路における「たばこのポイ捨て」退治、放置自転車退治の活動が行われました。年4回の活動です。シモゾノ学園も普段、お世話になっている商店街の皆様や近隣の皆様への感謝の気持ちを込めて、清掃活動に参加しています。

活動には駒澤大学の事務局の方々も参加していらっしゃいます。

私たちは最近の参加ですが、10年位の歴史があるようで、過去と比べて随分ポイ捨ても無くなってきているようですし、駐輪場を使用する自転車利用者が増えてきているようです。町がきれいになること、街だけでなく、きれい!!は心地よいものです。

9,6burogu 008.JPG大好きな街が住み心地よい街になることは嬉しいことです。私も軍手をし、トングでたばこの吸い殻を拾いました。

ちなみに、駒沢は犬好きの多い街でもあります。9,6burogu 010.JPG

収穫です。収穫高は少ない方がよろしいので、徐々にゴミ袋が小さくなるように普段からクリーンに注力したいです。

 

東京ディズニーランドはいつ行っても、どこを見てもきれいです。クリーンスタッフは花形の役職と聞いています。

美しい環境への意識は自然を大切にすることにもつながりますね

 

 

2011.09.04

動物看護教員たちの勉強会

動物看護教員たちが来期の授業取り組みに向かって動物看護学を研究し、模擬授業をして準備をしています!!    <9月2日>burogu 094.JPG kanngo動物看護師の教育は獣医師からの教育「獣医視点」とともに、動物看護師からの教育=「動物の看護」を視点にした教育が加わり、チーム獣医療教育が始まろうとしています。シモゾノ学園の動物看護教員たちも動物看護視点の動物看護学の構築に日々取り組んでいます。今日は、来期に授業を持つうえで模擬授業をして、動物看護学科長をはじめとした先生方の指導を受けるチャレンジをしました。burogu 097.JPG発表の順番を待つ先生の緊張した時間でもあり、発表者への感想を述べ合う時間でもあり、全員参加で活気ある時間でした。

 

2011.09.01

松島マリンパークよりペンギンが来ました!!

東日本大震災 被災水族館の松島マリンパークにお見舞いに行きました

 

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3月11日 大きな大きな震災にみまわれ、東北地方沿岸部は多大な被災となってしまいました。松島マリンパークさんも津波を受け、施設は水没、水族館の生物も多々命を亡くしてしまったとのことでした。ささやかながら義援金を贈らせていただいておりました。水族館のスタッフの皆さんが必至の復興作業をされ、1か月で再開の運びとなったとお便りを頂戴し、その中にお礼状と水族館の招待券が入っていました。いつもいつも飼育し護っている生物たちを一日も早く来園者にご覧いただきたいと思う気持ちで、必死の復興作業に取り組まれたとのことでした。スタッフのみなさんのお気持ちが痛いほど切なく、そして感動いたしまして、水族館見学をすることが何よりの支援と思い、5月18日に訪問させていただきました。雛を抱えたペンギンをはじめ、水槽には近海のお魚が泳ぎ、水の生物たちが震災を忘れさせてくれるかのように迎えてくれました。自然と動物と私達人間が共生する地球を大切にしたいと改めて心に刻んで参りました。

売店にいた大きなペンギンのぬいぐるみを連れて帰ってきました。東京駒沢の国際動物専門学校でも埼玉大宮の大宮国際動物専門学校でも皆様のご来校をお待ちしています。会いにいらしてくださいね!!

 

2011.09.01

はじめまして!!理事長ブログ開始します。

今日から登校

 

ブログ開始します!!学園での出来事、動物業界での出来事、動物達のこと、などなど様々な日常をブログでご紹介したいと思っています。   どうぞ、お楽しみに。そして、訪ねて頂けたら嬉しいです。

<9月1日>

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夏休みが終わり、今日から授業開始です。みんな元気に登校して来て、すっごく嬉しいです。夏休み中も飼育当番で登校していたのですが、改めて事故もなく夏休みを過ごせた学生たちの登校の姿に、とっても嬉しく朝の挨拶が出来ました。