2011.11.11

一般社団法人 全国動物教育協会 設立総会 11月5日

動物系職業人養成教育機関の集まる協会 「全国動物教育協会」設立総会開催   平成23年年11月5日  青山ダイヤモンドホール

平成21年11月11日に設立した任意団体「全国動物教育協議会」がこの度、一般社団化をし、動物系職業の魅力をさらに増し、動物業界の発展につなげ、そして動物を取り巻く環境の向上を目指す活動を高めていく新たなスタートをいたしました。

 

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ご来賓の社団法人日本獣医師会の山根義久会長は全動協の生み親同然の方です。

3年前、日本動物看護職協会発足式の際、「全国の動物看護職を養成する専門教育機関の集団組織がなく、これでは動物看護職の制度化に対する専門教育機関群の参加の弱さを感じてしまう」との叱咤激励も、全動協(任意団体 全国動物教育協議会)の設立の後押しとなりました。

 

この度の、任意団体から一般社団法人となり、全国動物教育協会と名称を改めた設立総会のご挨拶では、「動物看護職の統一認定化は現実化したが、これからが制度化の本番であり、動物医療がチーム医療として発展して行けるには、動物看護師も高位平準となり、現時点での小動物の動物看護だけの教育では無く、産業動物や野生動物についての教養も必要。また動物看護師統一認定には民間団体の一致協力が出来たことも、大きな前進力となった。教育機関も、大同団結で頑張って頂きたい」とお祝辞を頂戴しました。

 

 

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つづいて社団法人ジャパンケンネルクラブ(JKC)より大島照明専務理事のお祝辞を頂戴しました。

理事長の永村武美様はこの日、アジリティー競技会の審査で残念ながら欠席となってしまいました。

大島専務理事にご臨席いただき、また、永村理事長は全動協の顧問にご就任くださいました。

 

「犬の魅力は言うまでも無く絶大である。ペット産業は健康産業であり、専門教育機関で養成された学生たちは動物業界でも期待の星である。JKCも全動協と連携を持って、共に社会の期待に応えたい」とお祝辞を頂戴しました。

 

 

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続いては、一般社団法人 動物看護職協会会長の太田光明先生です。

 

「動物看護職の公的資格化を実現することに尽力することは私の役目と思っています。その中で国の考え方が変わってきた、追い風が吹いて来た!!と感じます。共にがんばりましょう。」と将来に期待を持てる、勇気づけられるお祝辞でした。

 

 

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官公庁より、動物看護職制度化在り方検討委員会においても、ご理解を深めて頂いている農林水産省・畜水産消費安全管理課小動物獣医療担当課長補佐の佐々木勝憲様にお祝辞を頂戴しました。

 

 

 

「農水省としても昨年、獣医療を提供する体制の整備を図る基本方針を発表した。その中には、動物看護職の活躍は必要不可欠であることが記されている。教育を通して、動物医療の質の向上にご尽力いただきたい。」と期待されているお祝辞を頂戴しました。

 

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文部科学省 生涯学習政策局生涯学習推進課専修学校振興室より室長の圓入由美様もご臨席いただき、「この度の東日本大震災で被災された学童に対しても動物の存在が心のケアーに効果をもたらし、また動物や動物の職業への関心を抱く学童も見かける。経済の不安定な状況より教育費の委縮も現実として起こっている現況より、来年度は教育体制の改正があり、職業人養成教育も通信制と単位制を絡めて、より修学しやすい環境つくりを目指している。皆さんがこのような場に集まり、社会に応えて行けますことをとても歓迎いたします。」とお言葉を頂きました。

 

続いて、環境省自然環境局総務課動物愛護管理室室長の西山理行様より「動物愛護管理の法律の改正と東日本大震災による被災地への対応」について基調講演をして頂きました。

 

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 平成24年度の動物愛護管理法の改正を目指し、各分野の方々の審議が大詰めとなってきていること。法改正の前にでも「深夜販売」「老犬施設の整備」「災害対応」については11月中に国会に提出し改正を図る見込みとのことです。

動愛法は「動物を大切にしましょう」という理念を柱に一部規制を含んだ法律です。

動物との適正な共生=動物の生きる尊厳をしっかり見据えた法律は日本人の文化の水準にも匹敵すると私は思います。

各立場で法の改正には多様な見解があるでしょうが、より動物との好ましい共生環境が整えられますこと、バランスのとれた法律となりますことを願います。

東日本大震災後の環境省の活動についても紹介があり、「震災直後から活発な救援活動が行われていたこと、また今でも福島は被災中なので、放射能汚染区域への動物保護活動も続投中であること、犬約300頭、猫約200頭が保護され外部被ばくは今現在までゼロであったことが紹介された。引き続き、各部署との連携をし、支援を続けて行きます!!」とお話しがありました。

西山室長さんご自身の動物との共生は官舎なので「やもり」を1匹飼育していて、お子様が前日別のやもりを保護し、今後、飼育をして行こうか?という問題をご自宅に帰ったら家族会議です。と基調講演の結びでお話し下さいました。

何とも心をくすぐるお話しで、私は一機に西山室長さんのファンになりました。

ご家族の会議では、どのような結論に達したのでしょうか?

きっと、一緒に暮らしていらっしゃるように推測します。。。

素敵な基調講演を以て、全国動物教育協会の設立総会は無事終了となり、懇親会へと続きます。

現時点での全国動物教育協会参加校

* アジア動物専門学校

* アートグルーミング学院

* エスワン動物専門学校

* 大阪ペピィ動物看護専門学校

* 国際グルーミング学院

* 国際動物専門学校・大宮国際動物専門学校

* 国際ドッグビューティー学院

* 国際ペットビジネス総合学院

* SJDドッググルーミングスクール

* ジャパンペットスクール

* セピア動物専門学院

* 専門学校 ルネッサンスペットアカデミー

* 東京愛犬専門学校

* ちば愛犬専門学校

* つくば国際ペット専門学校

* ナンバペット美容学院

* 北海道愛犬美容看護専門学校

* パシオンエテルナドッグ学院

* ベラミグルーミングスクール

 

懇親会のお話は、次のブログで。                               see you  next

 

2011.11.07

素晴らしい講演会に参加させて頂けました

11月7日 東日本震災復興チャリティー講演&コーラス by 銀座新ロータリークラブ に参加いたしました

国際ロータリー2750地区に所属する青山ロータリー(私の所属クラブ)も共催しました、東日本震災復興チャリティー講演会が銀座ブロッサムにて開催されました。

burogu hinoharasennsei 018.JPG講演は聖路加病院名誉院長の日野原重明先生です。

「耐えて生きることから生じる喜び」と題されたご講演は、めからうろこ!! お姿にもお声の張りや艶にも、もちろんお話にも感激のし通しでした。

100歳になられた先生は縁台ナシ、マイクとレーザーポインターのみでご講演をされました。

先生のお話の冒頭で「若い内に病気を何度もしたから、病人の辛さを理解した医療ができる」

辛い経験は、良き友を作る礎となる。

雪に埋もれた笹の葉が、頭をもたげようとするチカラをイメージしてください。

逆風に帆をあげ、到達地点に向かうヨットを操縦することをイメージください。

「苦しみの受け取り方」

1、あるがままに受ける

2、あらゆる努力をする

3、自分で決定して行動する

4、リーダーに従事する

そして、リーダーは10年先を見据えて方針を定め、リードすること。

また、自分の人生、運命をデザインすること。

生き方は自分がインシチアティブを取り、自分で切り開いていく。

それには、良い環境、良き友に出会うこと。

 

すべてが前向きなお言葉、自分で力強く生きることの大切さをお話ししてくださいました。

 

常にburogu hinoharasennsei 032.JPGシャキシャキとお歩きになられるので、画像は少しぶれてしまいましたが、歩幅を広くとり、

前足はかかとから着地し、後ろ足はピンとはって!!とモデルさん並みの歩様を舞台でもご披露くださいました。

 

 

 

  

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2011年10月4日生まれの日野原先生は100歳のお誕生日を先月迎えられました。

会場のみんなで、ハッピバースディーを歌い、お誕生ケーキの100という数字のローソクにフゥーと息を掛けられました。

 

 

 

私も、この場に居れたこと、とっても光栄なことだったと感激しながら、帰路につきました。

 

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2011.11.06

全国動物教育協会 美容教師勉強会 IN AOYAMA

一般社団法人 全国動物教育協会の美容部会で美容教師の勉強会を開催しました。今回の講師は、神里 洋先生です。zendoukyou bennkyoukai soukai 001.JPG神里先生は今でも世界を駆け回ってドッグショーの審査を行っている、日本の犬界の重鎮です。

 

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  はじめに、美容部会の会長であるSJDドッググルーミングスクールの鈴木雅美先生より挨拶がありました。

 

 

 

 

 

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いよいよ、神里先生の講義です。

 

「皆さんは、次世代の犬界の指導者となる意識を持って、犬の魅力を学生に教えてください」と叱咤激励から始まりました。

犬学の基本はアート and サイエンス

犬という生物の美しさへの興味と、どうしてその動きになるの?というサイエンスとして、興味を学生に持たせることが教師たちの大切な役目ですと教えて頂きました。

犬の大好きな私は、生きた犬の百科事典のような神里先生の講義は、いつもいつも食い入って聞いてしまいます。

犬とは本当に面白い興味深い生き物であり、パートナーです。

かわいい!!と思える犬も素敵

でも、犬は美しいという観方や感じ方も、広めて行きたいと最近とみに思っています。

12校61名の教師たちが熱心に聞き入ったり、うなづいたり、メモをとったり、真剣で充実した時間でした。

 

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2011.11.06

幸せを感じた朝 ☀

毎月の清掃活動

シモゾノ学園の教職員が自ら運営する委員会の一つ 「環境美化委員会」が主催で毎月3日前後に校舎周辺 近隣の清掃活動を行っています。

 

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11月は4日金曜日に行いました。

 

これからの活動に向け、待機する清掃用具たちです。

 

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環境美化委員の前野さんから清掃分担の説明を受け、いざ出陣です!

 

 

 

 

 

 

 

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細かい所も見逃さない!!という姿勢で近隣の清掃をしています。

 

 

 

 

 

 

 

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                                                      今回もこんなに大勢の教職員の参加が有りました。

 

自主参加なのですが、就業前に率先して参加してくださる教職員の姿に

心から嬉しく、素敵な朝です。

清掃活動日の毎月3日前後という日程は、シモゾノ学園初代理事長の下薗龍二の誕生日にちなんで委員会が設定してくれました。・・天国で前理事長も感激していることでしょう  ♡ ♡ ♡

 

 

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ささやかな参加賞です。。。。。

 

                       

                                                    see you next 

 

 

 

2011.11.03

第一回 動物看護大会 2011年11月3日

第一回 動物看護職協会主催 動物看護職大会 IN 東京青山こどもの城

setagaya kanngosyokukyoukai 004.JPG動物看護職者の職能協会である日本動物看護職協会が初めて大会を開催しました。

3題の教育講演とポスター発表、口頭発表など初めの一歩ながら充実した大会であったと思います。

 

教育講演のトップバッターは日本獣医生命科学大学 松原孝子先生による「動物看護倫理に基づく動物看護職の業務指針」。

日本において動物看護の歴史は40年余り。その間、看護視点というより獣医の補助の視点が大きかった今、看護視点の動物看護が開かれつつあります。その基本は「動物看護倫理綱領」。

倫理というと、とても堅苦しい感じがするかも知れませんが、安心して自信を持って、動物看護業務を行うには、とても心丈夫な指針であります。

動物看護職協会で動物看護倫理綱領が発行されていますので、動物看護職者は常に携帯し、迷った時の判断基準にすると良いと思います。

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2題目の教育講演は日本動物福祉協会の山口千津子先生による「動物福祉は動物看護師のキーワード」

世界的な動物福祉の概念である5つの自由を解説してくださいました。

① 飢えと渇きからの自由

 動物種にあった栄養を含んだ食餌と新鮮な水を与えましょう!!

② 不快からの自由

生活するうえで、快適な生活環境を整えましょう!!

③ 痛み、怪我、疾病からの自由

病気になったら適切な医療を提供しましょう。病気になる前にしっかりと予防をしましょう!!動物が感じる痛みも抑えて行きましょう!!

④恐怖や抑圧からの自由

精神的な恐怖ストレスの無い環境に整えましょう!!

⑤ 正常な行動をする自由

動物種に応じた生理生態、習性を出せる空間を整えましょう!!

「動物福祉の精神は感情の問題では無く行動の指針であり、この5つの自由に沿った行動がとれる

ことを動物を飼育する人たちへ啓蒙することが<動物に携わる人の基本>である。

動物看護師は専門家として動物の立場に立ったスポークスマンである」と山口先生は結ばれた。

使命ある動物看護師!!遣り甲斐のある、魅力的な職業と私は思います。

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シモゾノ学園からも口頭発表に参加させて頂きました。演者は動物看護トレーニー教員のチョン先生。

シモゾノ学園では従来の獣医師視点の動物看護学教育から動物看護視点の動物看護学教育に移行する準備として教員の育成を行っています。

教員となるには、学問を理解するだけではなく、授業を施すチカラが重要です。

動物看護学を動物看護視点で教育できる講師による授業に常に参加して教育方法を習得する努力をしています。

講師は人の看護教育の経験者であり、人の看護教育者育成には確立された人材育成プログラムがあります。

いずれ近い内に動物看護教育に携わる動物看護教員の育成も始まる事でしょう。

チョン先生から教育法習得の自分なりの検証で発表させていただきました。

 

2011.11.01

ちゃまの怒り

10月29日に居宅介護施設 ハートフルとむさんを訪問する道中

 

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チワワの「ちゃま」は大好きな莉恵ちゃんと二人で楽しいドライブ ♡ ♡ と思っていたら、なんとなんと、キャバリア・コロン、キャバリア・チロル、ウエスティ・YUKI,Mシュナ・ディープが後部座席に乗り込んできたので、もう怒り爆発!!

 

セラピー活動に行く前に、血圧上がらないでね。。。

 

それにしても愛らしいちゃまです。

 

burogu tomu 006.JPG怒りすぎで、お疲れなのでは??

 

 

 

 

 

 

see you next

 

 

 

2011.11.01

セラピードッグ活動

10月29日 デイケアーホーム トムにドッグセラピー活動に行って来ました。

burogu tomu 010.JPG控室で念入りに打ち合わせ。

今回が初めてのシモゾノ学園のトリミング教師2名、しつけ教師1名も参加です。

まず、登場の仕方、次に歌を一緒に歌うことになっています!!

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出番はもうすぐ!!

先頭はチワワのチャマ。二番手はキャバリアトライカラーのコロン。つぎなる選手は同じくキャバリアブレンナムのチロル。遠くに大御所のウエスティのYUKI。

みんなやる気満々です。

burogu tomu 018.JPG自己紹介も熱心に聞いてくださっています。

この後、『青い山脈」「紅葉」「東京ラプソディ」「別れのワルツ」をみんなで歌って、いよいよセラピー活動のメインであるふれあいタイム。

 

その様子はトムさんのHPで近日中に掲載される予定です。

 

デイケアーご利用の方々の笑顔がとっても嬉しかったです。

 

                                          see you next

 

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