2017.03.07

学校犬卒業式

今日は国際動物専門学校
しつけ・トレーニング学科で飼育している学校犬の卒業式でした。

今年は11頭の卒業犬を送り出します。
 

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学生達のドッグトレーニング力を養うだけでなく、
生きる力を大きく押し上げてくれた学校犬たち。
これからは、家庭犬として幸せな時間を過ごすことと思います。

卒業する犬たちには卒業証書をお渡ししました。

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卒業証書を見ていますよ。

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学生たちはこの卒業証書を感慨深い表情で眺めていました。

 


引き取り者代表の学生が素敵な挨拶してくださったので
下記にご紹介します。

「引き取り者を代表して一言お礼の言葉を述べさせて頂きます。
 本日は私達の犬の為にこのような立派な卒業式を挙げて頂き誠に有難うございます。
 また、諸先生方をはじめ、心のこもった御言葉を頂きお礼申し上げます。

 私はこの国際動物専門学校で二年間、十一頭の担当犬達、そして五頭の
 理学療法犬と共に沢山の事を学ばせて頂きました。
 入学し、先輩の後ろをついてパピーのお世話をしていたころは何も分からず、
 犬との絆作りも上手くいかず涙を流したこともありました。

 しかし、小さな身体でたくさんの事を伝えてくれる目の前の犬と心の底から
 繋がりたいと思い、毎日全力で過ごしてきました。
 そして、初めての合宿ではクラス一人一人が本気で犬と向き合い楽しむことで
 一生忘れることのないかけがえのない時間になりました。

 担当が変わり、樹(学校犬名)と過ごす日々の中で、樹とうまくかみ合わない事に
 焦りを感じ、何をしていても楽しくないことがありました。
 樹を楽しませようと思うばかりで、自分は心の底から楽しいと思えていないことに気づき、
 自分が本当に樹と楽しめる事をしようと考えることができました。
 犬は自分自身の鏡であるということを身をもって知ることができました。

 犬達と過ごす日々は楽しさも嬉しさも苦しさも悔しさもたくさん詰まった二年間でした。
 クラス四十四人と十一頭の犬達と駆け抜けたこの二年間は私にとって大切な宝物です。

 今、私達がこの学校犬卒業式に参加し、私達の犬が国際動物専門学校を卒業できるのは、
 まだまだ未熟な私達をたくさんの愛で支えて助けてくださった諸先生方、二年間共に
 泥臭く、がむしゃらに走り続けたクラスメイト、楽しいことも苦しいことも一緒に乗り越えて
 きた担当者、沢山の人の支えがあったからです。

 これから私達は隣にいる犬達と新しい生活をスタートさせます。
 進む道は違い、遠く離れ離れになりますが、この学校で学んだことを活かし頑張っています。
 色々な景色を見て、人も犬も共に成長していきます。

 最後になりますが、国際動物専門学校の益々のご発展と理事長先生、諸先生方の
 ご健康とご多幸をお祈り申し上げましてお礼の言葉とさせて頂きます。」

このようなご挨拶をしてくださいました。

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人と犬との間に信頼関係を築きながら2年間で大きく成長しましたね。
卒業後はこの学びを活かして、飼主さんと犬との生活に力を添えられるように
それぞれの道で頑張って頂きたいです。
  
 

2017.02.23

特別講義を開催しました

本日は国際動物専門学校 美容・デザイン学科1年生に向けて
株式会社カラーズ
プレミアムドッグフード・ケア専門店GREEN DOG店舗事業部の皆様に
特別講義をしていただきました。
 

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講義のテーマは
◆グルーマーの仕事とは?
◆グルーマーの心構え

東京ミッドタウンや代官山Tサイトに店舗を構えるGREEN DOGさんは
現代的でおしゃれな店構えが特長的ですし、
お客様とご愛犬の心に寄り添うサービスをなさっています。

学生たちには、グルーマーとは
グルーミングを通して、飼主様とパートナーに
犬と暮らす喜び、健康、笑顔を届ける仕事だと教えて下さいました。
 

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良い接客、悪い接客の例を実演して頂いた後、
学生も一人ずつ、接客ロールプレイングを実践しました。

実践に基づき、お客様に必要とされるトリマー像のお話を伺えて
学生たちはさらに自身の夢や希望を現実的に捉えた様子です。

4月からは2年生ですね、
それぞれの夢に向かって更なる高みを目指しましょう。

株式会社カラーズの皆様
本日はありがとうございました。
 

 

 

 

 

2017.02.22

成果報告会を開催しました

本日は平成28年度「職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証・向上の推進」事業
動物系職業実践専門課程における第三者評価及び評価者養成の実践と検証についての
成果報告会を開催しました。

私ども、国際動物専門学校も本事業にとしてメンバーのみならず事務局として、
参加させて頂いており、本学園における質の高い教育の実践に努めております。

今回の成果報告会も全国から沢山の動物系専門学校や
大学の先生方にお集まり頂きました。
 

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冒頭には、実施委員長である中島利郎先生(一般社団法人全国動物専門学校協会会長)に
挨拶して頂きました。
 

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大阪ペピィ動物看護専門学校の永井先生をはじめ、
受査校3校に各校における取組や感想を報告して頂きました。

第三者評価を受けることで自分たちの強み・弱みがわかり
教育の質の向上へと繋がっているとのお話をしてくださいました。

私からは今後の課題、本会のまとめをお話しました。
 

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動物系専門学校の質向上、動物看護師養成の高位平準化達成に向けて、
専門学校各校と力を合わせて、ますます前進して参ります!!







 

 

2017.02.21

ドッグトレーニング成果発表会

昨日は学校法人シモゾノ学園
国際動物専門学校、大宮国際動物専門学校
合同ドッグトレーニング成果発表会を開催しました。

シモゾノ学園のドッグトレーニングを学ぶ学科では
学生4人で1頭の犬を育成する「担当犬制度」を設けています。
 

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まずは東京校、大宮校、各校それぞれ予選から選抜された10チームが
担当犬と共に、成果発表をしました。
 

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発表を終え、ホッとした表情の大宮校の学生と
担当犬のモナちゃん(トイプードル)

発表が終わった後の、挨拶では担当犬モナちゃんと
チーム仲間への感謝の気持ち溢れるお話しをしてくれました。
 

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上の写真は、ドッグダンス個人競技の様子です。

もちろん、振付も衣装づくりも学生自身で行いました。
愛らしい雰囲気とドッグダンスの技術が素晴らしかったです。
 

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これは、盲導犬育成を学んだ成果発表の様子です。

犬を育て、自分も一緒に成長する担当犬制度。
自宅で犬を飼育していない学生も、学校で犬を育てます。

担当犬を飼育しながら、犬との信頼関係を築くことの大切さも学びます。
 

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大宮校の学生と担当犬のなごみちゃん。

とても良い笑顔をしていますね。
 

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見学している学生たちの態度は真剣で、
仲間の成果発表を温かく見守っていました。

ドッグトレーニングの技術だけではなく、
犬との関わりを通じて、他との協調性を高め、
人との間にも信頼関係を築くことができます。

卒業後は、この2年間の学びを活かして、
飼主さんと犬の架け橋になれるドッグトレーナーとして
活躍して頂きたいです。
 

 

 

 





 

 

 


 

2016.11.08

アメリカより動物看護師が来校されました

先日 アメリカ カルフォルニア州ロスサルトス
Adobe Animal Hospitalの動物看護師としてご活躍されている
八木懸一郎先生が国際動物専門学校に来校されました。

 

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カルフォルニア州における動物医療・理学療法の現状や
八木先生ご自身が動物看護師を目指すきっかけなど
当学園ホームページ連載企画 「ナルホド対談」のゲストとして
ご出演いただき、たくさんお話しを聞かせて頂きました。

八木先生とのナルホド対談掲載は来月を予定していますので
またお知らせ致します。
 

 

 


 

2016.11.03

国内研修 2日目

昨夜盛り上がった大パフォーマンス大会、
クラス2次会から一夜明け、2日目は鴨川シーワールドの研修です。

 

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一つ目のショー見学はベルーガ

大海で生きるための、体の構造や優れた機能などを紹介してもらいました。

 

二つ目のショーは、シャチ。
数年前に訪問した際は男性トレーナーさん中心でしたが、
今回は4名のトレーナーさん全て女性です。

 

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一つパフォーマンスが終わるたびに、ご褒美の魚をもらっています。

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そして、トレーナーさんが沢山スキンシップし褒めていたことが、とても感動しました。

シモゾノ学園も動物に負担の無い実技教育をしていますが、同じ理念と感じました。
言葉を話さない動物たちとも必ず心が通じると再確認した瞬間でした。

 

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ダイナミックなシャチの宙返りの後は、ご想像通り、大大大 水しぶきです。

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客席前列は、豪雨状態です。

 

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東京校 動物看護・栄養学科の2学生もびしょ濡れに。
とても楽しく感動するショーでした。

 

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水槽にはIACの柄の魚も泳いでいましたよ!

 

楽しかった国内研修も無事終了しました。
次のイベントは11月30日の体育祭です。

 

 

 

2016.11.02

国内研修2016

国内研修旅行が11月1日 ・ 2日で実施され、千葉方面に出かけました。

第1日目の研修先はマザー牧場です。

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マザー牧場には当学園卒業生が就職しています。

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5年目の児玉さん(しつけ・トレーニング学科卒)

2年目の芹田さん(自然環境・動物飼育学科卒)

 

二人共、今はファームツアーを担当しているとのこと、
学生達に仕事の姿勢などを先輩として助言してもらいました。

立派な社会人になって活躍している姿は、私たち教職員の何よりの喜びです。

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研修後は宿泊ホテルに移動し、
学生たちお待ち兼ね夜の大宴会が始まります

 

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 夕食はホテル三日月さんのおもてなし料理が盛り沢山!

 

大パフォーマンス合戦のトップバッターは大宮校ドッグトレーナー学科です。

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昼食時には担任の先生達の念入りなミーティングもあったことで、
大いに盛り上がりました。

 

優勝は東京校 しつけトレーニング学科でした。

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素晴らしいパフォーマンスで、審査員の総意で優勝に選ばれました。 

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賞品は大箱入りのお菓子です。

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順位が高いほど、大きくて重く中身のいっぱい詰まった箱になります。

クラスの代表者が受け取り、一言メッセージを言います。

優勝したチーム(東京校しつけ・トレーニング学科)の代表は
クラスメイトの協力に感謝で胸いっぱいになっていました。

ここで、私は感動しきりでした。

 

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どのチームも、
協力してくれた仲間にお礼、応援してくれた会場の皆にお礼。

 

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そして悔しいながらも2位になったチーム(東京校 美容・デザイン学科)の代表からは、優勝したしつけ・トレーニング学科に優勝を称えた
お祝いの言葉が
述べられました。

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 礼節があり、心が豊かな学生に感無量でした。

 

 

 

2016.10.26

鳥取県私立学校協会 吉野会長が来校されました

先日
鳥取県私立学校協会会長 吉野先生が
国際動物専門学校に来校されました。

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現時点で鳥取県には動物系の専門教育を学べる学校がない為
今回を機に紹介してくださるそうです。

倉吉市には日本獣医師会 元会長 山根義久先生の動物病院があり、
鳥取県動物愛護センター『アミティエ』もありますので
今後 鳥取県に動物系専門学校が設立されれば
産学連携の優れた教育が行われることと期待しております。
 

 

 

2016.09.06

現職動物看護師向け「学び直し講座」開催予定

動物看護師統一認定機構の発表によりますと
2016年8月18日現在 「認定動物看護師」資格の登録者数は16,528名です。

同機構では、動物看護職として現在 動物病院で活躍している方々が
未だ「認定動物看護師」資格を取得していない場合
統一認定試験の受験資格を得られる制度を開始することになりました。

この受験資格を得るためにも
文部科学省委託事業における「学び直し講座」を開催する方向性です。

先日、この講座開催に向けて
東京会場の講師が集まり、打合せをしました。

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「学び直し講座」は東京だけではなく
札幌と大阪でも同様の講座を開催する予定です。

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講座の詳細につきましてはまたお知らせ致します。

「統一認定資格」を取得できていない現動物看護職の方々の
多くが前向きに受講して頂き、「認定動物看護師」の資格を有して
今まで以上に現場で活躍して頂けることを願っています。




 

 

 

2016.08.10

美容教員の勉強会をしました

学生の夏休みを利用して
学校法人シモゾノ学園 美容学科教員の技術確認会を実施しました
  

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2時間でシャンプーとトリミングを行います
 

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モデル犬たちに優しく声をかけながら進めていきます
 

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教員の飼育しているシルバーのトイプードルです
「サマーマイアミ」というカットの種類ですね
 

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技術確認会の最中
”犬に負担をかけないトリミング”を熱心に取り組んでいらっしゃる仲田 謙一先生が
教員たちがトリミングしているところをビデオ撮影してくださっていたので
技術確認会が終了した後
ビデオで振り返りをしながら講義をしてくださいました

犬たちへの接し方をはじめ、犬具の使い方の再確認
仲田先生の”犬に負担をかけないトリミング”へのお考えをたくさん聴かせて頂きました

仲田先生のお言葉で印象に残りましたことは
「犬は人間の黒目を見て、人間の気持ちを読み取る天才」だということ
けして 人間の都合の作業としてトリミングを進めるのではなく
犬の体の状態、精神状態を上手に汲み取りながら進めることが大切ということですね

学生たちは年齢も若いですし、トリミング経験が豊富ではありませんが
犬たちに対して愛情を持って接することは今すぐにでも取り組めることです
 

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ワンズアップ株式会社 中島秀輔社長も講師にお迎えして
中島先生のトリミング経験に基づいた、教員へのアドバイスを頂きました

今日 学んだこと、気づかせて頂いたことを
夏休み後にはしっかりと学生たちに伝えていけるように
教員一同 精進します


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